続†素顔の先輩と甘い休息
『ほっ…本当!?良かったじゃない!!翠央、おめでと〜!!』
かなり興奮気味な声だっていうのが、電話を通して伝わってくる。
大げさかな…? とは思うけど、喜んでもらえると嬉しいな……!
『あ!それじゃあ、アルバイトっていうのは表向きの話で、実は夏休みは匠君の家に同居しちゃうってことなのねっ!』
えっ…!?
表向きとか、全然そういうことじゃないんだけど…!
お母さんったら、話を勝手に解釈しちゃってるよぉ…。