続†素顔の先輩と甘い休息

「でも、私…今、アルバイトしてるわけですから…。」


チラチラと入り口の方に視線を送る。


これじゃあアルバイトじゃなくて、普通に匠先輩の家に来ているような感じだよぉ…。


「…一人で食べるより、翠央と一緒に食べてぇじゃん?」


匠先輩はテーブルに頬杖をつきながら、私をジッと見つめる。


そんな風に見つめられると、心臓が……。


あれっ?
今、“一人”って言ったよね…?


そういえば、匠先輩のお父さんとお母さんは…??



< 138 / 501 >

この作品をシェア

pagetop