続†素顔の先輩と甘い休息

「それじゃあ、匠先輩…一人で食事する日がほとんどなんですね…。」


こんなに広い食堂に一人なんて…。


「さ…寂しくないですか?」


わ…私ったら、何聞いちゃってるんだろう…。


そんなこと…なんで話さなくちゃいけないのかって、きっと思うよね…先輩。






「寂しかったよ…、昔は…。」


「え……?」



「でも、今は…平気。一人になりてぇ時もよくあるし…。」


そう言った先輩の目は、ちょっと遠くを見てるような…そんな気がした。



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