続†素顔の先輩と甘い休息
匠先輩の過去
アルバイトを始めて3日目。
まだ少し慣れないけれど、片桐さんも優しく教えてくれるし、匠先輩のお父さんもお母さんも、温かく声をかけてくれる。
こんなに素敵な場所でアルバイトさせてもらってる私って、本当に幸せ者だな…。
「翠央ちゃん、それが終わったら私のところに来てね。」
朝食が終わった後のテーブルを拭いていた私のところに片桐さんがやって来た。
「はい。分かりました!」
よ〜し、お世話になってる分、たくさん働かなくちゃ…!