続†素顔の先輩と甘い休息
「サンキュ!!助かるよ!すぐに返すからな。」
「…返すのは学校始まってからで構わねぇから。じゃあ…またな。」
え!?
匠先輩、あっさり留羽先輩との会話終了させちゃってる…!
いくらなんでも、ちょっと留羽先輩が可哀相な気が……。
「あ……あの…留羽先輩、もし良ければ、中で冷たいお茶でも……」
せっかく暑い中に来たのに、お茶とか何も出さないっていうのもなぁ……。
私も、ここでアルバイトさせてもらってるわけだし、ちゃんと来てくれた人には、おもてなしをしないと…!
……と思ったんだけど