続†素顔の先輩と甘い休息

「ご…ご……ごめんなさいっ!」


何度も頭を下げながら謝っていると、急にフワッと甘く爽やかな香りが漂う。




そして次の瞬間には、匠先輩にギュッと抱きしめられていた。


「俺の方こそ、ごめん。本当は、今みたいな言葉を言いたかったわけじゃねぇんだ……。」



匠先輩のしなやかな指が私の髪を優しく梳かす。





「翠央…、会いたかった…。」



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