続†素顔の先輩と甘い休息
「あっ…あれは、その…せっかく来て頂いたので、お茶とか出した方がいいかな…って。お客様になるわけですし、おもてなしをしないと…って思ったんです。」
だから、誘ったとか…そういうことじゃないんだけどなぁ…。
「留羽は客じゃねぇから、そんなに気遣いしなくていいんだよ…。」
「で……でも……」
私が話そうとすると、頬に触れていた先輩の指は私の唇へ。
人差し指をのせた。
「あんまり優しくすると、留羽だって、翠央のこと…本気で好きになるかもしれねぇから。」