続†素顔の先輩と甘い休息

そんなことを考えていると……



「…なるほど、そういうわけなら、そうだって早く言えよ…翠央。」


えっ?


「さっ、翠央ちゃん!早くしないと特売セールの時間に遅れちゃうから!」


えぇっ!?


「翠央、気をつけて行って来いよ?お前の夕食、楽しみにしてるから。」


えーーっ!?


片桐さんと匠先輩の間で勝手に会話が進行され、気付けば私は片桐さんに連れられて、夏の日差しの中、外を歩き始めていた。



< 207 / 501 >

この作品をシェア

pagetop