続†素顔の先輩と甘い休息
「……そういえば、匠様…前に、気に入ってらした腕時計が壊れたって言ってたっけ……。」
えっ……
そ…そうなの…??
それなら…腕時計にしようかな…。
でも…たくさん種類があるから、迷うなぁ…。
目移りしちゃうよ…。
「片桐さん…。時間かかっちゃって、すいません…。」
他の雑貨を見ていた片桐さんは首を横に振りながら微笑んでくれた。
「私のことだったら、全然気にしなくていいからね!迷っちゃう気持ちも分かるし…、時間を気にせずゆっくり選んでね!」
本当に優しいなぁ、片桐さん……。