続†素顔の先輩と甘い休息
ゆっくり…とは言っても、ずっと悩んでいるわけにもいかないし……
ここは……直感でいってみようかな…?
私は、スーッと大きく深呼吸して、目を閉じた。
心を落ち着けて……
目を開けた時に、惹かれた時計にしよう…。
…………。
一呼吸おいた後、目をゆっくりと開けた私はパッと惹かれた腕時計に手を伸ばした。
黒い文字盤にスマートなシルバーの針が大人っぽくて、匠先輩に似合いそう…!
腕時計を見つめながら、少しだけ…
先輩が身につけてくれた時の姿を思い浮かべた。