続†素顔の先輩と甘い休息
匠先輩は今年、受験を控えている…。
これから本番だし…。
「あっ!もしかして……神社に来たのって…、受験の合格祈願…?」
神社に着くと、片桐さんはパッと閃いた表情を浮かべる。
「ご……合格は…匠先輩なら大丈夫ですから…それよりも……」
合格祈願…というよりも、匠先輩が健康で過ごせますように…
そうお祈りしにきたんだ…。
受験だと……勉強も大変だし、無理して頑張ったりするだろうから…
体調を崩さず、元気に毎日を送って、試験本番を迎えてほしいなぁ…って思ってたんだ…。