続†素顔の先輩と甘い休息

「えっと……どういうことなのか、私も混乱してます…。匠先輩に会いたいって言ったのは本当なんですけど……」


そこまで私が言うと、匠先輩はハッとした表情を浮かべた。


「……っ!留羽のヤツ…!」


途端にムッとしながら声を出す匠先輩。


「る…留羽先輩がどうかしたんですか…?」


「アイツが犯人だってことだよ。」



留羽先輩が犯人!?
私の伝言、ちゃんと留羽先輩に伝わってなかったのかなぁ…?


う〜ん、と考える私を見た先輩は、フッと笑みを零した。



< 22 / 501 >

この作品をシェア

pagetop