続†素顔の先輩と甘い休息

おそるおそる先輩の表情を伺おうと横に顔を向ける。

「ん?もしかして…キスしたい?」


笑顔で言われた私は、すぐにフルフルッと首を横に振り、目を逸らして顔を俯ける。


きっ……キスしたいって顔してたのかな!?


そんなつもり…全くなかったのに……。


水槽に映る私の顔を見ながら首を傾げた。



「違うんです…。今、魚を見てなかったから…怒らせちゃったかな…って思って…。」


「……怒るわけねぇじゃん。むしろ、翠央と一緒に居て…傍で可愛い反応ばっかり見せてもらって…嬉しいくらいなんだけど。」



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