続†素顔の先輩と甘い休息
「ごご…ごめんなさい…。変な顔しちゃって…。私なんかが隣にいると、先輩も恥ずかしいですよね…。」
匠先輩は、どんな時だって…すごくカッコいいのに、対して私は……
思わずため息が出そうになる……。
「恥ずかしいなんて、思うわけねぇじゃん…。どんな表情してる時だって、愛しい…って思えるのが翠央なんだから。」
「だ…だけど、ポカーンと口を開けるのは、直します…。他の人に不審がられちゃいますから…。」
幸い今回は、あまり見られてなかったみたいだから良かったけど……
「直さなくたっていいよ。ただ……見せるのは俺の前だけにしろよ…?俺だけが知っていたい表情だからさ…。」