続†素顔の先輩と甘い休息
「そんなに緊張すんなって。顔、真っ赤だぞ?」
や…やっぱり赤いんだぁ…。
恥ずかしいよぉ…。
「まだ放課後は始まったばかりなんだから、もっと肩の力を抜けよ。」
耳元に唇を近付けて、そんな甘い声出されたら…
リラックスするどころか、余計にガチガチになっちゃうじゃないですか…!
瞬きすることも忘れていた私に匠先輩は優しく微笑むと、手を握ったままソファーへと歩き、そのまま座らせてくれた。