続†素顔の先輩と甘い休息

「あっ…ま…待って下さい!!」


私の咄嗟にかけたストップに動きを止めた匠先輩は、少し不満そうな表情を浮かべる。



「なんで止めんの?」


「そっ…それは…、心の準備が……」


「準備?水族館でもキスしただろ…?」


そ…それはそうなんですけど……


あの時以上に、今は…心臓がヤバイんです…。








「……もう待てねぇよ。」


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