続†素顔の先輩と甘い休息
「す…ストップして下さい…。ほら…、ゴンドラの片側に二人でこのまま座ってたら、バランス悪くて落ちるかもしれないですよ?そうしたら大変じゃないですか…!」
せっかく観覧車に乗ったのに落下した…なんてことになったら、で…デートだって苦い思い出どころじゃ済まないわけですし……
「翠央は軽いから大丈夫。ちょっと片側に二人で座っていたところで、落ちねぇから。」
そ…そうかなぁ…?
私…そんなに軽くないと思うんですけど……
いやいや……そうじゃなくって。
匠先輩が暴走しないように何とか話を変えなくちゃ!