続†素顔の先輩と甘い休息

囁かれた言葉に、思考回路は完全にストップ状態…。

カチコチに固まった私の中で、心臓だけが慌ただしく動いている。


観覧車のゆっくりした動きも、空を流れていく雲も、穏やかな海の波も…



全てが止まってるような…
そんな感覚…。





「そんな石みたいに固まるなよ…。まあ、翠央らしいけどさ…。」


微笑んだ先輩は、私の頭を撫でた後、唇へと軽くキスをした。



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