続†素顔の先輩と甘い休息

な……なんか、気に入ってもらえた感じだよね…??

「早速、使わせてもらおうかな。」


ケースから大事そうに取り出すと、匠先輩は腕時計をはめた。


スマートな時計選んで正解だったみたい…。


匠先輩に似合ってる…。


「俺、こんなに嬉しい…って思えるプレゼントは翠央が初めてだな…。ありがとう。ずっと…大切に使ってく。」



匠先輩に手首を掴まれた私は、そのまま引き寄せられて先輩の胸の中へと顔を埋めた。


今の先輩の笑顔……
すごく優しい笑顔だった…。



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