続†素顔の先輩と甘い休息

「翠央が他の男に奪われないように、ずっと俺だけの翠央でいてくれるように…想いを込めさせてもらったから。」


ドキッ……


そ…それで、いつもよりもキスの時間…長かったんだ…。



「これからさ…、嫌だけど…翠央に会えねぇ日が増える…。無事に大学に合格出来るまでとはいえ…、結構長いからな…。こんな風にキスできる日も少なくなる。だから今は……」



そこまで言うと、匠先輩は手を握って私をソファーのところまで連れてきた。



「た…匠先輩?」


先輩の顔を見ようとした途端、ドサッとソファーの上に倒されてしまった。



< 351 / 501 >

この作品をシェア

pagetop