続†素顔の先輩と甘い休息
「翠央が他の男に奪われないように、ずっと俺だけの翠央でいてくれるように…想いを込めさせてもらったから。」
ドキッ……
そ…それで、いつもよりもキスの時間…長かったんだ…。
「これからさ…、嫌だけど…翠央に会えねぇ日が増える…。無事に大学に合格出来るまでとはいえ…、結構長いからな…。こんな風にキスできる日も少なくなる。だから今は……」
そこまで言うと、匠先輩は手を握って私をソファーのところまで連れてきた。
「た…匠先輩?」
先輩の顔を見ようとした途端、ドサッとソファーの上に倒されてしまった。