続†素顔の先輩と甘い休息

静かな空気を裂くように響いた木のきしむ音…。


ビックリした私は、パチッと直ぐに目を開けた。


い……今の音…何!?
廊下からだったよね?


もしかして…誰かいるの??


匠先輩も近付けていた顔を少し離した。


「た……匠先輩、今の音……」


「どうせ留羽だろ?取り合わなければ、そのうち帰るだろうから、気にすんな。」


えっ!?
それも可哀想な気がするんですけど……。



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