続†素顔の先輩と甘い休息
ま……まさか…
留羽先輩じゃなくて、お化け…ってことないよね?
最近、旧校舎って…お化けが出るって噂になってたから…。
「もう留羽もいねぇから、続けるぞ?」
お化けの心配をする私に対して、匠先輩は落ち着きのある笑顔で、ソファーの方へと戻ってきた。
「で……でも、お化けだったりしたら……」
…それなら家に帰った方がいいよね…。
「大丈夫だよ、俺がここにいるだろ?」
またしても、ソファーへと押し倒された私の唇に先輩はキスをした。