続†素顔の先輩と甘い休息

いくら何でも、留羽先輩が私の教室に来たら、間違いなくすごい騒ぎになっちゃうよ…!!


留羽先輩だって、人気あるんだから…。


しかも、今日は匠先輩がいなくてみんな沈んでるから、すごいことになりそう…。


「あの……教室はちょっと……。パニックになることが予想されるので…。」


「えっ、翠央ちゃんが?もしかして、匠よりも俺のこと…好きになってくれたの?」


留羽先輩って…
もしや天然なところ…あるのかな…?


「ち…違うんです。そうじゃなくて……留羽先輩も女の子たちに人気ありますから、お昼どころじゃなくなっちゃいますよ…。」


慌てて否定すると、先輩はニッコリ笑った。



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