続†素顔の先輩と甘い休息

「どうしたの?」


急に呼び止められたせいか、留羽先輩は不思議そうな顔をしている。


「あの……先輩、2週間くらい前のことなんですけど……旧校舎に来ましたか…?」



ここ最近、留羽先輩にずっと会ってなかったし、あの日のことが頭に浮かんだから…なんとなく聞いてみたくなったんだ…。


留羽先輩だったなら、無視しちゃったこと……


一応謝っておきたいもん…。







「2週間前…?行ってないよ?そういえば夏休みになる少し前あたりから旧校舎には行ってないなぁ…。匠と翠央ちゃんの邪魔しちゃ悪いからさ。」



< 368 / 501 >

この作品をシェア

pagetop