続†素顔の先輩と甘い休息

「翠央、開けてみたら?誰からのラブレターだろうね〜?」


「い…いいよ、家に帰ったらゆっくり見るから…!」

急いでカバンの中にしまって、何事もなかったかのように智依に笑いかけた。



だって…
ラブレターなんかじゃない…。


何も書いてなくて、封は開いたまま…。


前の不審な手紙と、まるで同じだもん…。



あれっきり何もなかったのに…


だから忘れかけてたのに…


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