続†素顔の先輩と甘い休息

はぁ……
なんか矛盾してるよぉ…私…。


先輩に迷惑かけないようにって、なるべく会わないようにしてるのに、会いたい…って思っちゃうなんて……







“ドンッ”


「きゃっ!?」



角を曲がった瞬間、誰かにおもいっきりぶつかった私は、バランスを崩して廊下に倒れる……はずだったけど……




「良かった…。転倒させずに済んで…。」



気が付くと、私は背中に手を回されて、抱きかかえられていた。



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