続†素顔の先輩と甘い休息



「えっ……お…沖依君?」

サラサラの金髪が夕日を浴びて輝いている。


その髪の隙間から優しい瞳をのぞかせていた。



「誰かと思ったら、七瀬先輩じゃないですか…。ぶつかっちゃって、すみません…。」


「沖依君は悪くないよ、謝るのは私…。ごめんね…。」


匠先輩のこと考えながら走ってたから、廊下の曲がり角だったのに、注意を払えなかった…。


何やってるんだろう…私ったら…。



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