続†素顔の先輩と甘い休息

沖依君が手に持っていたのは、封筒と写真。


そっか…
昨日入ってた封筒、カバンの奥に入れたままだったんだ……。



「…もしかして、急いで帰ろうとしてることと…関係してるんですか?」


「そ…そうじゃないよ…。あ……あの…、あとは私が片付けるから…ありがとう。」


沖依君から写真と封筒を貰おうと手を伸ばすと…





「……だから、やめておいた方がいい…って言ったんですよ…。」


「えっ?」


そう呟いた沖依君に伸ばした手を掴まれてグイッと引っ張られた。



< 400 / 501 >

この作品をシェア

pagetop