続†素顔の先輩と甘い休息
今……
沖依君…、何て?
頭が真っ白になる。
「なんだか、あの初めて出会った日から気になってるんです…。」
あ…あの日から…??
だけど、そんなに会話したわけでもなかった…よね?
私、何か気に障ること言っちゃった…とか?
いやいや、今はそんなこと考えてる場合じゃないよ…。
「お…沖依君、お願い…離し……」
「俺にしませんか?」
耳元で囁かれた言葉に、私は離れようともがいていた体をピタッと止めた。