続†素顔の先輩と甘い休息
えっ……
そのために電話…してくれたんだ…。
「あ…ありがとうございます…。」
『それは、俺のセリフ。翠央の声聞いたら、明日の試験…上手くいきそうな気がする…。ありがとな…。』
良かった…。
私なんかでも、匠先輩の力になれているのかな…?
そう言ってもらえると、嬉しい…。
『試験終わったら、久しぶりに会えるな。明後日、登校日だし…翠央の教室まで迎えに行こうかな…。』
先輩、明後日が登校日かぁ…。
休息の部屋にだって行くことになるよね……。
鍵のことだって…確実にバレちゃう…。
そのこと知ったら……
匠先輩…どんな反応するかな…?