続†素顔の先輩と甘い休息

「え……えっと…、ドキドキさせてくれるところとか…温かい幸せな気持ちにさせてくれるところ、ちょっと強引な時もあるけど、優しくて…包み込んでくれるところ……。挙げたら…たくさんある…かな…。」


じ…自分で、こんな風に匠先輩の好きなところを話すのって……恥ずかしい…。

でも、本当にそう思ってる…。


「そんなに愛されてるんだ、相沢先輩。俺には、そこまで想えるのが不思議…なんですよね…。」



「ふ…不思議…？」


私は沖依君の言葉に首を傾げた。


不思議なこと…なのかなぁ…？


「…誰にだって、そういう優しさを見せるじゃないですか。俺が付き合ってた女も…心奪われたくらいだし…。」


えっ…？