続†素顔の先輩と甘い休息
「そ……それは…」
そう言ったのは間違いないけど……
「翠央のことだから、ソファーで寄り添って座っていたい…っていうような意味で言ったんじゃねぇの?」
「は…はい。」
匠先輩って、凄すぎ…。
どうして、分かっちゃうんだろう…?
「だけどさ…普通は、あんな風に震えるような声で、愛しい女に言われたら…こういうことになるんだぞ?」
匠先輩は指で私の髪の毛を掬った。
「もう……溢れる気持ちは抑えが効かねぇからな…。」
匠先輩は微笑むと、私の唇に優しくキスをした。