続†素顔の先輩と甘い休息
あっさりとベッドに倒されて、啄まれるようなキスを繰り返す。
「早くなんか、帰れるわけねぇだろ?」
私の髪を指で絡みとりながら、キスを胸元へと落とした。
吸い付かれるような感覚に、心が反応するのに連動して体もビクッと震えた。
「俺の女っていう証。翠央が誰にも奪われねぇように俺が守るよ…。」
今、な…何をしたんだろう?
胸元を見ようと頭を少し上げると、匠先輩にキスで口を塞がれた。
「…後でいいじゃん。今は俺だけ見て?」
甘い声にドキドキしながら、匠先輩の瞳に焦点を合わせた。