続†素顔の先輩と甘い休息
昨日までは、教室に入ると直ぐに女の子たちが集まって来ていたのに……
今日はパッタリとそれが止まってる……。
「翠央ーーっ!早く来なよ!ホームルーム始まっちゃうよ!」
智依の声に、入り口の所で立っていた私は急いで中へと入った。
「おはよ〜!翠央。」
「お…おはよ、智依。」
なんか智依……
やけにニンマリしてるなぁ……。
心なしか、クラスの女の子たちも、微笑ましそうに私を見ているような……。
一体……
何があったんだろう…?