続†素顔の先輩と甘い休息

「わ…私も……匠のこと…愛しています…。」


「ちょっとぎこちねぇな…。」


匠先輩は微笑みを浮かべているけど、私は沸騰しちゃいそうなくらい、体中が熱い。


「でも…ドキッとした…。やっぱり翠央と出会ったのは、運命だったんだな…。」


匠先輩は、再び唇を重ねて…


甘く、とろけるようなキスを幾度も繰り返した後、優しく抱きしめてくれた。






匠先輩と出会えた運命の場所…“休息の部屋”


もうここで今までのように毎日会うことは、無くなっちゃうけど……


私たちの愛は、ずっと続いていく…。



降り注ぐ春の優しい日差しが、微笑みあう私たちをいつまでも温かく包みこんでくれていた。







*fin*



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