続†素顔の先輩と甘い休息

智依から匠先輩のことを聞いて、ドキン…となって…

更に今も留羽先輩から匠先輩のことを聞いて……


走ってきた時に上がってしまった息は、だんだん落ち着いてきたのに、心は全く落ち着かないよぉ…。



「こっちに来いよ、翠央。」


匠先輩が微笑みながら、手招きをする。


その手招きに自然と引き寄せられるように、私はソファーの前まで、ぎこちない足取りでやって来た。



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