続†素顔の先輩と甘い休息
「た…匠先輩!?どっ…どうしてここに…?」
てっきり休息の部屋に行ってると思ってたのに…。
「休み時間、たまたまこの掲示板を見てる翠央を見かけたから、何見てたのか気になって来てみた。そしたら、まさか翠央がいるなんてな…。」
えぇーっ!
休み時間にここでチラッとしかバイト情報は見てないのに、そこを偶然、先輩に見られてたなんて…。
携帯電話を握る私の手を包み込むように先輩は手を被せ、私の肩には顎を軽くのせた。
「ふーん、アルバイトねぇ…。」
先輩、掲示板をジッと見たまま動かないよぉ…!!
この態勢に…
心拍数が急上昇しちゃってる…。