続†素顔の先輩と甘い休息
「あっ…あの…匠先輩?これじゃあ私……動けないので、は…離して下さい…。」
モゾモゾと動いて離れようとしてみるけど、まるで効果ナシ…。
「そんなに俺から離れてぇの?」
「は…はい。あっ……えっと、そういうわけじゃなくって……」
匠先輩の不機嫌そうな声に、私は、しどろもどろになる。
「そういうわけじゃなくて、どういうわけ…?」
「きゃっ…!」
匠先輩が私の耳にキスをするから、私は驚きで声を出してしまった。