続†素顔の先輩と甘い休息
耳にキスされるの初めてだよぉ〜!
カァ〜ッと熱くなる耳を手で覆いたいけど、匠先輩に抱きしめられてるから、それも出来ないし……。
耳、真っ赤になってるかなぁ…?
な…なってるよね?
きっと……。
「翠央の反応、相変わらず可愛いよな。」
は……反応!?
毎回、しどろもどろで、かなりアタフタしてるっていう記憶しかないんですけど……。
「ここじゃ、他の生徒にも新鮮な反応をしてくれる翠央を見られちゃうもんな…。そろそろ俺たちの部屋に行こっか。」
そう言って、抱きしめていた手を離すと私の顔を見て笑みを零した。