続†素顔の先輩と甘い休息

耳にキスされるの初めてだよぉ〜!


カァ〜ッと熱くなる耳を手で覆いたいけど、匠先輩に抱きしめられてるから、それも出来ないし……。


耳、真っ赤になってるかなぁ…?


な…なってるよね?
きっと……。


「翠央の反応、相変わらず可愛いよな。」


は……反応!?
毎回、しどろもどろで、かなりアタフタしてるっていう記憶しかないんですけど……。


「ここじゃ、他の生徒にも新鮮な反応をしてくれる翠央を見られちゃうもんな…。そろそろ俺たちの部屋に行こっか。」


そう言って、抱きしめていた手を離すと私の顔を見て笑みを零した。



< 87 / 501 >

この作品をシェア

pagetop