続†素顔の先輩と甘い休息

「き……去年もアルバイトをしたので、今年もしようと思いまして……」


自分で言っておきながら、な…なんてシンプルな理由…。


「……それで俺を納得させられると思ってんの?」


えーっ!
もうこれ以上の理由もないのに…。



「夏休み、翠央は俺に会わねぇつもり?」


「え?」


匠先輩の真剣な眼差しに、ドクン…と鼓動が波打つ。


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