水玉りぼん

それから3人は､慌てて逃げて行った｡

｢れん･･･大丈夫？｣
と優しく撫でてくれた･･･

｢ケガない？｣
ケガ･･･肩が痛い･･･

｢肩･･･痛い･･･さっき壁に押されて･･･(俯)｣
俯いて言った｡

｢アイツ等ホント腹立つ･･･大丈夫？保健室行こっか？｣
と言ってくれた｡

｢うｯうん｡｣
と頷いた｡

｢立てる？｣
と優しく言ってくれた･･･｡
ホントにまなちゃんは､優しい･･･｡

｢立てる･･･｡｣
と小声で言ってそのまま真っ直ぐ保健室へ
と向かった･･･

保健室には､先生がいた･･･
手当が終わり･･･訳を少し話し･･･
あたしは､教室に戻るのに怖くなった･･･
だから､横になる事にした･･･
ベットに横になると側に･･･｡
まなちゃんがいた･･･｡
そしてまなちゃんが･･･

｢れん･･･泣きたいなら泣いて･･･いいよ？｣
と言ってくれた･･･
あたしは､その言葉を聞いて･･･｡
涙が溢れてきた･･･｡

｢怖かったよね？｣
と優しく言ってくれた｡
あたしは､黙ってずっと頷いた･･･｡

｢よく頑張った･･･よしよし｣
と頭を撫でてくれた･･･

あたしは､顔がぐしゃぐしゃになるまで泣いた･･･

それから･･･まなちゃんは､教室へ
と戻って行った･･･
あたしは､ベットで1人寂しく眠りに落ちた･･･