水玉りぼん
強敵ライバル出現!?
ちゅっ・・・と響くリップ音。
―――――・・・。
その麗羅という人は、モデル並の体型で。
髪は、巻き髪で綺麗なクリーム色。
瞳は、パッチリ二重で透き通ったサファイヤ色をしていた。
どうやらハーフらしい。
それにしても・・・。
いつまで抱きついてるんだろうか。
「んッ・・・?」
といきなりその美少女があたしを見た。
「ねぇ。千晴?この子は、誰?まさか彼女じゃないわよね?」
と上から目線でそう言った。
「俺の彼女だけど?」
と美少女の抱きついた手を無理矢理離し。
あたしに抱きついて来た。
「はにゃ///。」
あッ///。
思わず変な声を出してしまった///。
「え・・・嘘でしょ?千晴がこんな子選ぶわけない。」
「は?麗羅お前何が言いたいんだ?」
と千晴くんが美少女に問いつめた。
「私・・・麗羅は・・・千晴が好きなの・・・!」
と泣きそうな顔をして千晴に言った。
そして、千晴の腕を引っ張り・・・。
ちゅっ・・・。
という・・・リップ音が・・・鳴った。
え・・・。
これって・・・。
きッキス・・・?
「ッ!!!???」
「麗羅・・・絶対この子に負けないもん!」
と言いあたしを見て。
あっかんべー
と舌を出しその場から立ち去った。
千晴くんは、驚いた顔していた。
一方のあたしは、何があったのかさっぱり分からなくなった。