愛しき子供(きみ)へ
‐カタカタカタ 階段を駆け下りる‐

“じゅり…大好き“

心が小さく小さくなる。
キューンとなる。

後ろを振り返る勇気も無く…
走れる場所まで、走り続けて…………

腰が抜けたように
その場に座り込んでしまった。


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