愛しき子供(きみ)へ
愛子『じゅり‥‥‥
じゅり‥‥‥‥
うち‥‥‥うち‥‥‥
うちも、ぁぃたぃ、、ァィタィ。』

もう彼女でもない私への
じゅりのまさかの行動に
何で? なんて冷静に考えている余裕がない私は‥‥‥、

素直にじゅりの優しさに答えていた‥

いつもの私なら

“どんな顔をして会えば良いか?
どんな服着ていこう?
痩せないと会えないよ~“
なんて色々考えてしまうのですが

今は何も考えられないし
何よりも、会いたくて
他のことなんて、どうでも良い。

ただ会いたいよ。

メイクもせずに‥
帰宅したままの格好で

目の前にある靴を履いて
東京駅へと向かおと扉を開く‥‥‥‥
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