カレの弟
5時になり帰り支度をしていると、突然相談室のドアが開いた。
そこから顔を出した人物は、流伊くんだった。
「ノックくらいしなさい。」
動揺していることを気づかれないように、出来るだけ冷静に言ったが、声が震えているような気がした。
「ごめんごめん。凪ちゃん今日これから何すんの?」
分かっていて聞いているような気もしたけど、嘘をつく理由もないので正直に言った。
「亮司に会うの。それよりあなた部活は?授業はとっくに終わってる時間でしょ?何してるの?」
「凪ちゃん、質問が多いなあ~。部活は一応入ってるよ、弓道部に。それと、凪ちゃんに会うために今まで待ってたの。」
「弓道部…?…そう。なら今日は休みの日ね。」
そこから顔を出した人物は、流伊くんだった。
「ノックくらいしなさい。」
動揺していることを気づかれないように、出来るだけ冷静に言ったが、声が震えているような気がした。
「ごめんごめん。凪ちゃん今日これから何すんの?」
分かっていて聞いているような気もしたけど、嘘をつく理由もないので正直に言った。
「亮司に会うの。それよりあなた部活は?授業はとっくに終わってる時間でしょ?何してるの?」
「凪ちゃん、質問が多いなあ~。部活は一応入ってるよ、弓道部に。それと、凪ちゃんに会うために今まで待ってたの。」
「弓道部…?…そう。なら今日は休みの日ね。」