カレの弟
「…で、なに?相談って。」
仕事が終わり、拓斗に言われた通りに学校から最寄駅前のカフェに来てるわたしは、お人よしだと我ながら感心する。
「まずは~…とりあえず凪と俺の共通のダチのメモリ、移させて♪しっかしさー、ボツるなら女用がボツればよかったのに運悪いし~。」
聞いている最中に沸々と沸いて来る怒り…
…を通り越して呆れた。
もう好きにしてくれ。
「そんな事でいちいちわたしを呼ばないで!だいたい何で携帯壊れたのにわたしの番号分かったわけ!?」
「俺、凪の番号しか覚えてないから。」
仕事が終わり、拓斗に言われた通りに学校から最寄駅前のカフェに来てるわたしは、お人よしだと我ながら感心する。
「まずは~…とりあえず凪と俺の共通のダチのメモリ、移させて♪しっかしさー、ボツるなら女用がボツればよかったのに運悪いし~。」
聞いている最中に沸々と沸いて来る怒り…
…を通り越して呆れた。
もう好きにしてくれ。
「そんな事でいちいちわたしを呼ばないで!だいたい何で携帯壊れたのにわたしの番号分かったわけ!?」
「俺、凪の番号しか覚えてないから。」