カレの弟
「凪は流伊を助けてるんだと思う。凪が高1の頃…夏頃だと思うんだけど、覚えてないか?」
高1…
「……あ。その当時流伊くん、金髪だった…?」
「ああ。ちょうど流伊がグレ始めて少し経った頃だから…確か金髪だったよ。」
「なら、間違いないよ。流伊くんに会ってる。でも…あの頃は、小学生かと思うくらい小さくて幼くて…流伊くんがあの時の子なんて…」
今とは全っ然違うよ…
それで、覚えてないかって聞くなんて横暴だよ流伊くん。
「まあな。流伊の身長が一気に伸びたのは中1の終わり頃だろうし。その頃顔も大人っぽくなって、まるで父親の顔を若くしたみたいで…まあ今の流伊だよ。中1の頃しか見てない凪は、分からなくても仕方ないよ。」
高1…
「……あ。その当時流伊くん、金髪だった…?」
「ああ。ちょうど流伊がグレ始めて少し経った頃だから…確か金髪だったよ。」
「なら、間違いないよ。流伊くんに会ってる。でも…あの頃は、小学生かと思うくらい小さくて幼くて…流伊くんがあの時の子なんて…」
今とは全っ然違うよ…
それで、覚えてないかって聞くなんて横暴だよ流伊くん。
「まあな。流伊の身長が一気に伸びたのは中1の終わり頃だろうし。その頃顔も大人っぽくなって、まるで父親の顔を若くしたみたいで…まあ今の流伊だよ。中1の頃しか見てない凪は、分からなくても仕方ないよ。」