ストロベリーケイク
1・太らないカラダ。
 あの頃は、食べる事に執着していなくて、
彼氏は居なかったけど、友達と毎日遊んでいれば楽しかった。

 朝までクラブで踊って、お酒を飲んで、クラブの階段で寝ている週末。

 声をかけて来る男の子は沢山居た。名前も知らない男の子とくっついて、番号交換する前にその場を離れて、お酒を奢ってくれる男の子の処へ行って、友達の元へ戻る。

 そんな意味のない毎日だったけど、

 食べても、夜更かししても、太らなくて、

 ダイエットなんて考えた事もなかった。




 ・・・あれはいつからだろう・・・

 

 
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