君の世界の壊し方


「へ……っ?」


少し宙に浮いた後、すぐ地面に落ち、軽い尻餅をつく。


丸い穴なんて見えないほど、
深い闇




「ここ…どこ…っ?」


意味のわからないことが次々におこり、混乱する。
はやく、家に、
家に帰りたい―――



立ち上がろうとした瞬間、





「お帰り、ウサギさん」



「きゃあ!!」
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