小生意気なライバル ☆育児エッセイ☆
これでも促進剤を打ち始めた頃は、旦那と電話で雑談できるくらい余裕でした。
しかし、旦那が病院に着く頃には、鬼の様な形相に変貌していたのです。
うぅ……うぅ……、と唸るワタクシを前に、今にも逃げ出しそうな旦那。
そんな旦那を決して逃してなるものか!!
ワタクシの執念は、旦那の腕を掴み決して離さなかったのです。
戦いでした。
……痛さと、嘔吐の壮絶な戦いでした。
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